暑くなってくると、お花が長くもたなくなりますよね。
そんな中でも少しでも長く楽しめるように、手入れをきちんと行いましょう。
◆水切り
切り花を買ってきたりプレゼントされたりしたら、水切りを行いましょう。
水を入れた容器の中に茎を入れ、ハサミで切り口を斜めになるように切ります。
水の中で切る(これを水切りと言います)と、切り口から空気が入るのを防ぐことができます。
また、斜めに切ることによって、表面積が広くなり、水分吸収率が良くなります。
切れ味の悪いハサミで切ると、茎の中の管がつぶれて水揚げが悪くなるので注意してください。
◆水替え
花瓶の水は清潔に保つようにしましょう。
水が古くなってくると微生物が増え、茎の中の管に詰まってしまい、水揚げが悪くなります。
毎日新しい水に替え、その都度少し茎先を切るのがベストです。
*お花の元気がなくなってきたときは*
花や茎がぐったりしてる場合、水が下がった状態であると言います。
そのようなときは、新聞紙にすっぽりと花を包み、水につけます。
このとき、水は花びらすれすれのところまで入れましょう。
水圧によって、水揚げを行います。
きちんと手入れを行い、暑い季節でも綺麗なお花を長く楽しみましょう。