学名:Crassula ovata
別名:カゲツ(花月)、クラッスラ
和名:フチベニベンケイ(縁紅弁慶)
科・属名:ベンケイソウ科・クラッスラ属
原産地:南アフリカ
分類:常緑低木、多肉植物
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
花期:冬
花言葉:一攫千金
◆由来
「金のなる木」という名前の由来は、いくつかあります。
1.葉が丸っこく分厚い形をしており、お金のように見えるから
2.新芽に5円玉や50円玉の穴を通して成長させると、木にお金がなっているように見えるから
◆手入れ方法
丈夫なので、特に特別な手入れをする必要はありません。
花を咲かせるには、充分に日光に当ててしっかりとした丈夫な株をつくり、夏以降は枝を切らないようにしましょう。
※真夏の強い日差しにはあまり当てないように。
また、真夏に1ヶ月ほど断水すると、冬に花が咲きやすくなるとも言われています。
◆日当たり・置き場所
日光によく当てた方が丈夫に育ちます。
しかしある程度の日陰にも耐えるので、一年を通して室内で育てることもできます。
日陰でも葉の色ツヤはそれほど変化しませんが、株が軟弱(間延びした感じになる、茎が細くなる)になります。
強過ぎる日射しは苦手なので、真夏は熱の溜まらない風通しの良い半日陰が適切です。
暖かい地方では地植えにしたり、軒下に置くだけでも充分に冬越しができますが、霜や凍結の心配がある場合は、鉢植えで室内に取り込む方が無難です。
基本的に冬は休眠しています。
越冬温度の目安は1~3℃くらいです。
◆水やり・肥料
茎、葉とも水分をたっぷりと貯えることができるので、少々水やりを忘れても枯れてしまう確率は少ないです。
一年を通して乾かし気味に管理します。
冬は休眠しており、水をあまり必要としないので水やりは少なめにします。
土の表面が乾いて4~5日経過してから水をやるようにしましょう。
肥料は生育期に2ヶ月に1回、固形の肥料を置き肥するか、液体肥料を水やり代わりに与えます。
真夏は肥料を与える必要はありません。